パドドゥ
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。
今回は、男性と一緒に組むパドドゥについてお話ししたいと思います。
レッスンを積ん行き、だんだんと上達してくると一人で踊るだけでなく、コールド群舞で踊ったり、男性と一緒に組んで踊ったりしていきますよね。
男性と一緒に組むときは、一人や群舞で踊るときとはまた違う必要なことがあります。
普段のレッスンではあまり意識しない部分になるかと思います。
なので、男性と組むときに必要になる基本的なことをお話ししたいと思います。
まずは、しっかりトゥで立てること!
当たり前では?と思うかもしれませんが、
トゥにしっかり立つことが出来ないと回転の際、重心が定まらないため男性が回すことが出来ず、失敗してしまうことがあります。
しっかりトゥで立って、重心を意識しながらバランスを取る練習をしましょう。
次は、ピルエットの前のプリエをゆっくりと行いましょう。
ピルエットや回転をする際、一人で踊るときは回るタイミングを自分の測って回ることが出来るので、わざわざプリエを気にすることはありませんよね。
しかし、男性と組む際はそういう訳にはいきません。
男性とタイミングを合わせて回転しないと男性が回すことが出来ず、うまくサポート出来なくなり結果失敗してしまいます。
男性とのタイミングをはかる際に大事になってくるのがプリエです。
プリエは男性にとってこれから回りますよー!という女性からの合図になります。
このプリエを上手く使って男性はタイミングをはかっているため、プリエが浅かったり、早かったりするとタイミングがはかれず、バラバラになり上手くサポートすることが出来なくなってしまいます。
男性と組んだ経験があまりない女性だと、プリエをさっさと済ませてしまい男性が準備が出来ず、タイミングが合わなくなりサポートが遅くなった結果、危険なことに繋がる事もあります。
ピルエットの前はゆっくり余裕を持ってプリエを行いましょう。
呼吸を整えてから一気に立つと男性と確実にタイミングを合わせることが出来るので綺麗なピルエットになります。
プリエを大切にしなくてはいけないのは、ジャンプの時も同じです。
ジャンプの前のプリエも同じように深くしっかりとプリエを踏む事で、男性に私、今から飛びますよー!という合図が送れるので、男性もサポートし易くなります。
ぜひ、組む機会がある方はこのようなところにも心がけて貰うと良いと思います!