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2017年7月

原因


こんにちは(^-^)

今日は突然の土砂降りに遭遇した
水谷です。(^_^)
梅雨があけても雨が多くて、困りますね。


さて、こんな話をしたいと思います。
足底筋膜炎の症状がある患者さんが
いらっしゃいました。

足底筋膜炎になったことがある方は
お分りかもしれませんが、
左右の足、どちらも一気になるよりも
どちらかの足にでて来院されることが
多いですね。

では、なぜ左右差がでるのか。

どの怪我にも言えますが、
痛みが出るには理由があります。

なぜそこに痛みがでているのか
どうすれば改善されると考えられるのか
それらを知ることが再発を防ぐことに
なります。(^-^)


足の裏の筋肉自体の硬さはもちろんですが
指の力がないと、足の裏のアーチと呼ばれるものが
潰れてしまいます。

お尻の筋力や、足首、股関節の柔軟性なども
関係してきます。

ひとりひとり、同じ痛みの場合でも
原因は異なることがあります。

痛みに悩まれてる際には
気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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暑い夏こそカレーですね。

バレエでのつま先立ちルルヴェについて④


今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。

前回・前々回と、ルルヴェ(つま先立ち)の動作を3つに分け、
上がる時、上にいる時、降りる時の上にいる時に注意することやポイントをお話ししてきました。

今回は、最後の降りる時のポイントについてお話ししたいと思います。

降りる時に注意するポイントは、上がる時、上にいる時と同様、踵の位置・体重のかける場所に注意しながらアンデオールを保ったまま、
股のすぐ下からファスナーを閉めるようなイメージで、
上から1つ1つ閉めていくように降りてくることです。

降りる時のポイントは、基本的に上がる時・上にいる時のポイントをそのまま保つことが大切です。

そして、ドスンっ!と床に降りないように、
上と下の張り合いのコントロールを忘れずに常に引き上げ続けることも重要になります。


降りた後にプリエをするような振りの時は、
踵が床に着くギリギリまでずーっと膝を伸ばし続けることもポイントです。


プリエをすると思っていると、膝が緩みやすくなるのでギリギリまで力を入れ続けて、プリエに繋げることで滑らかで柔らかいプリエが行えます。


今回を含め、3回にわたりルルヴェの時に注意する点をお話ししてきました。
簡単にまとめますと......

<上がる時>
・立っている準備の時から身体を引き上げアンデオール(外旋)を行う。
・踵が後ろを向かないよう意識する。
・5本の指全部を使い第2趾に向かって身体を引き上げながら踵を上げていく。

<上にいる時>
・体重の位置は5本の指全部を使いながら第2趾を支点にかける。
・踵の高さは、左右同じ高さである。
・ギュッと固まらず、常に伸び続ける。
・目線は真っ直ぐ前を見て、下を見ない。

<降りる時>
・アンデオールを保ったまま、踵や体重の位置に注意しながら1つ1つ降りてくる。
・上と下の引っ張り合いの力をコントロールしながら降りてくる。
・プリエをする場合は、ギリギリまで膝を伸ばし続け、滑らかで柔らかいプリエに繋げる。


ぜひ、参考にしてみてください!

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再発


こんにちは。
梅雨明けしましたね。
そして、夏休みのシーズンですね。


皆様体調は崩してないですか?
着々と黒くなってる水谷です(^_^)笑


この間こんなことがありました。
アキレス腱の炎症と言われて、他のところで
湿布と包帯固定を処置されていた小学生の方です。

実際の痛みの場所は、アキレス腱ではなく
アキレス腱がついてる踵部分。
さらには踵の内側にも痛みが。

よく言われるのは踵部分の成長痛というものですね。

では、成長痛だから仕方がないのか?
みんな成長過程で痛みがでるものなのか?

答えはNOです。
痛みが出ない子だって、もちろんいます。

動かし方を知ることが大切です。

その方の場合は、体重のかけ方が
前側重心であること。
更にはうつ伏せで寝たときにすでに
踵の向き方が左右で違っていました。
つまり、筋肉の引っ張り合いがおきていて
それによって踵の向き方が変わっていました。

それらを改善するための運動を
教えました(^_^)

更に、痛みが出ない範囲でのスポーツを
開始しました(^_^)

経過はまたお知らせします。
成長痛だから仕方ない。
そんな風に思ってませんか?
安静にすれば治る。
もちろんそれも一理ありますが、
安静にしていてもまたスポーツを開始して
同じような動かし方をすれば再発する可能性が
あります。


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BBQの季節ですね。笑

バレエにおけるつま先立ち ルルヴェについて③

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。


前回は、ルルヴェ(つま先立ち)の動作を3つに分け、
上がる時、上にいる時、降りる時の上にいる時に注意することやポイントをお話ししました。

今回は2つ目の上にいる時のポイントについてお話ししたいと思います。

まず、大前提に。
上がる時に気を付けましょう。と言った3つのポイントがきちんと出来ているという状態で話を進めていきます。
(出来ていなければ先に進めないので、まずは最初のポイントを出来るようになってから次に進みましょうね!)


上にいる時、皆様は何に注目しますか?

身体引き上がってる?
甲で出る?
踵ちゃんと上がってる?
姿勢はいいかな?
バランス取れる?


こんな感じでしょうか?

上にいる時のポイントは、3つ!

まず1つ目は、体重が乗っている場所です。
前回もお話ししましたが、手の真ん中は中指。では足の指の真ん中は?

......「人差し指」になります。


なので、人差し指に向かって体重をかけて行くのが正しい体重のかけ方になります。
上で立っている時も同様です。

常に体重が人差し指を中心に5本の指全てを使って立つことがポイントになります。

意外と小指寄りになっていたり、逆に親指にばかり体重が乗っていることが多いのでチェックしてみてください。

想像して頂ければわかると思いますが、小指寄りに体重がかかると......
そう、鎌足になります。
みんなの大っ嫌いな鎌足!!

鎌足はこうやって作られます。
ただ純粋に人差し指を中心に体重をかければ自然と鎌足は回避できるのです。

先生に鎌足になってる!!といつも注意を受ける方はどこに体重を乗せているか鏡でチェックしてみてくださいね!

2つ目は、踵の高さです。

もちろん、踵の高さは高ければ高い方が良いので......
常に自分のベストの高さを目指すことが大切になります。

が、もっと大切なことは、
右と左の踵の高さが「同じである」ことです。


捻挫をした後きちんとリハビリをしていなくて足関節が硬くなり左右差が出てしまうなんてこともあるので、

怪我をしたことがある人は要チェックです!


3つ目は、伸び続けること。
上にいる時はバランスを取ろうとグッと固まってしまいがちです。

ギュッと固まった方がバランスが取りやすいイメージがありますが、実際は上と下に伸び続ける方がバランスは取りやすいんです。

イメージとしては伸び続けるですが、引き上げ続けるのと同じです。

身体を引き上げ続けることが出来れば、グラグラすることもなくなりピタッと止まることができます。


上でバランスが上手に取れない方はぜひ、試してみてください。

上にいる時のポイントは以上になります。
次回は、最後の降りる時の注意点やポイントをお話ししたいと思います。

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修正


こんにちは。
3連休が始まりましたね。
どこかに出掛ける方も多いのではないでしょうか?


そんな私は、夏らしく!!!
BBQをやる予定であります(^_^)
河原で、水遊びもしつつ
楽しんでまいります(^_^)笑


さて、この間をサーブをすると肩が痛いという
患者さんがいらっしゃいました。


その方はテニスを始めて数年たち、
最近サーブを強化しようと
猛練習に励んでいるところでした。


サーブのフォームや、
肩関節の柔軟性、
肩甲骨の動き などをチェックさせてもらい

力の入れるポイントや
本人が何を意識しながら動かしているか
などを教えてもらいました。


その後、力の入れるポイントを
修正させてもらい、
そこに力が入りにくいように
テーピングでサポートをいれさせて
もらいました(^_^)


力の入れるポイントの修正は
難しそうに感じるかもしれませんが、
使い方を知らないだけなので
コツを掴んでしまえばすぐです。

その患者さんも数回やっただけで
すぐにコツを掴んでいました(^_^)

あとは、反復練習や
そこを意識して、実際にサーブをしたときに
痛みが完全になくなるのか
それともどこか別のところに出るのか

別のところに出た痛みが
使わないところを使うようになって
でた痛みなのか、
それとも変な風に力が入ってしまったのか

また試行錯誤をして一緒に痛みの軽減に
繋がるヒントをサポートできれば、、、
と思います。


最後までお読みいただきありがとうございます。
水谷真梨でした。


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鳩を涼しみたいくらいの暑さですね。
体調管理にお気をつけてください(^_^)

バレエでのつま先立ち ルルヴェ②

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。

最近は暑い日が続いていますね。
しっかり水分補給をし、熱中症にならないよう気を付けてください。

今回は、前回の続きということで。
前回お話したルルヴェ(つま先立ち)を行う時のポイントをいくつか紹介したいと思います。

ルルヴェを行う時の動作を
①上がる時または上がろうとする時(踵を床から離してつま先立ちになる動作)
②上にいる時(つま先立ちの状態)
③降りてくる時(踵を床に降ろす動作)
の3段階に分けてお話したいと思います。

まずは、①の上がる時。
床から踵を上げる際のポイントや注意することは、3つあります。

1つ目は、「踵が後ろに逃げない」こと。
ルルヴェをする際に後ろから見た時、踵が見えるのはNGです!(踵の外側が見えるのはOKですよ)


後ろから踵が見えるということは、きちんとアンデオール(外旋)が出来ていない。ということになります。

アンデオール(外旋)がきちんと180度開ける場合はそのまま真っ直ぐ立つだけなので問題ないのですが、180度開けない場合は特に意識する必要があります。


では、踵が後ろに逃げないようにする為にはどうすればいいでしょうか?

これが2つ目です。
「身体を引き上げる」こと。


踵が後ろに逃げない=きちんとアンデオール(外旋)が出来ている ということになります。
きちんとアンデオール(外旋)をする為に重要なのは、身体を引き上げること。
これは前回お話しましたね。詳しくはそちらを見ていただければと思います。

しっかり身体が引き上がっていないとアンデオール(外旋)が出来ない為、まずは立っている状態(パテールでのプレパレーション・準備)の時からしっかり身体を引き上げ、アンデオール(外旋)していることがポイントになります。


そして最後の3つ目は、体重を乗せる場所です。

基本的に体重は親指から小指までしっかり5本の指を使って立つことが重要になります。
ポイントととしては、上がる際に第2趾(人差し指)に向かってネジを回すようなイメージで股関節からしっかりアンデオール(外旋)させて身体を引き上げながら踵を上げていくことです。


目線はしっかり前を向いて、下を向かないように注意してください。
目線が下がると姿勢が悪くなりきちんとアンデオール出来なくなるので目線も重要です!


アンデオール(外旋)が180度開かない場合は、斜め上に向かって上がるようなイメージでルルヴェをしていくと踵が後ろを向かずにしっかりアンデオール(外旋)をしたまま立つことができます。

まず始めの上がる動作でのポイントは以上になります。

まとめると...
立っている準備の時から身体を引き上げアンデオール(外旋)をしっかり行う。
踵が後ろを向かないよう意識し、5本の指全部を使い第2趾に向かって身体を引き上げながら踵を上げていく。

色々気を付けないといけないところはありますが、まずはこの3つに意識を置いてルルヴェを行ってみてください!
続きは次回書きたいと思います。

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思い込み


こんにちは(^_^)
毎日汗だくになって、室内車内の冷房で
汗が冷えて寒くなる現状と
戦っている水谷真梨です。笑


今日はこんなお話を。

先日のblogでお話した1つの痛みを
かばいながら動くことで別の痛みを
引き起こしてしまうということ。

こんな患者さんがいました。
左の大腿部の軽度の肉離れ。
そこをかばって練習、試合をしているうちに
捻ってもいないのに右足首の痛みが、、、

その方の身体、姿勢をみていると、
右足のある部分に体重がかかりすぎていること
痛みが出ない位置で体重をキープする筋肉が
使えていないこと。

それらによって、足首に痛みが出て
足首の可動域までもを制限していました。

治療、テーピングでの筋肉のサポートをして
今では足首の痛みはなくなり、残るは肉離れの
痛みが完全になくなるまであと少しです。

肉離れ部の可動域も左右差、
かなりなくなりました(^_^)
嬉しい限りですね!!!

捻った記憶もないのに、捻ったかもしれないと
思っていませんか?
それは捻っている時もあるかもしれませんが、
ひょっとしたら違うかもしれません。


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最後までお読みいただきありがとうございます。
お肉が美味しい季節ですね。(^_^)

バレエでのつま先立ち ルルヴェについて①

今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。

前回にバレエでの身体の引き上げ方についてお話ししました。
では、身体が上手に引き上げられるようになったら次は......立ってみましょう!

ということで、ルルヴェについてお話ししたいと思います。


ルルヴェ
ア・テール(床に足裏が全てついた状態)から踵を持ち上げてドゥミポアントやポアントにする動きを言います。
要は、踵が床についた状態から踵を持ち上げてつま先立ちをする一連の動作を言います。


ルルヴェは、日本語訳で「持ち上げる」という意味になります。
ルルヴェ=つま先立ちは、バレエ以外のスポーツでも必要になる動作の1つです。

バレエの動作の中では、とてもよく使われる動きです。
ターンの時もバランスの時も使いますし、ポーズを取る時やステップの途中にも使われます。
ルルヴェが綺麗にできるとその先のポアントやタンジュなども綺麗に出来るようになります。


理想的なルルヴェは、踵が高く、甲が出でいて鎌足になっていない状態です。
意外と右と左の踵の高さが違う!なんて事もあるので、まずは自分の今のルルヴェの状態を把握してみましょう!

まずは基本のポジション 1番ポジションで確認してみましょう。(6番 パラレル(両足をくっ付けて真っ直ぐにして立った状態)でもおっけーです。)


ゆっくりルルヴェをしてみてください。


左右の踵の位置は?
つま先の向きは?
アンデオールは出来ていますか?
体重はどこに乗っていますか?
踵を上げる時どんな風に上げていましたか?
膝伸びてます?
目線はどこにありますか?
あ、もちろん身体の引き上げは忘れていませんよね?

と、ルルヴェ1つするにも気を付けなければいけないところがたくさんあります。


では、どのようにするとより理想的なルルヴェになるのか?
ルルヴェをする際のポイントを次回まとめてお話ししたいと思います。

まずは、今の自分のルルヴェを確認する。これ、とても大事ですよ。何が出来ていて、何が出来ていないのかまずは把握してみるところからしてみましょう!

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相談

おはようございます。
梅雨真っ只中ですね。
毎日じめじめと戦ってます(^_^)笑


今日はこんなお話をしたいと思います。

先日お話しましたが、
踵とアキレス腱の痛みがあった方のその後です。

サッカーの練習、試合には参加していて
少し痛みは残っていますが
着実に運動は出来るようになっています(^_^)


皆さんはどこまでの痛みだと
安静にしようと思いますか?

安静に出来ない時などは除き
大事な大会が控えているわけでもなく
痛みが出ている状態のなか
痛みに耐えながら運動をしていると
他のところに痛みのでる危険性もあります。

自己判断せず、相談してください(^_^)

ついこの間も、軽度の肉離れをした方が
その痛みを耐えながら練習をし、
新しく怪我をされていました。
その話はまた今度します(^_^)

最後までお読みいただきありがとうございます!
水谷真梨でした。

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