舞台裏では......
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。
バレエの裏側についてお話ししたいと思います。
バレエをしている多くの方が目指すのはコンクールや発表会、公演だと思います。
本番前は必ず場当たりといって、ステージのどの場所に立つかなどを決めていきます。
そして、その後にリハーサルを行います。
本番と同様に音楽、衣装、そして踊りを行います。
このリハーサルを行うことで、本番ミスをしないよう確認したり、円滑に本番を進めることが出来ます。
とはいえ、本番は何が起こるかわかりません。
ハプニングがあったり、本番は独特の雰囲気が漂うため緊張していつも以上に普段の踊りをする事が大変になります。
なので、本番前の袖では各々、緊張をほぐすために様々な事をします。
袖にはほぼ必ずバーが置いてあります。
そのバーを使ってバーレッスンをしたり、ストレッチをしたり...
ベビーちゃんは長い時間待っていなくてはいけないため、レジャーシートを引いてその上で待っています。
他には...
必ずコンクールや発表会の前はこれを食べる!という方がいたり、トウシューズを履くときは必ず決まった足から履いたり......
トウシューズといえば、私は本番の時は必ず3足以上持って行っていました!
一つはリハーサルで、もう一つは本番用、最後が予備用。真新しい折ってあるだけのトウシューズを持っていくこともあります。
トウシューズも本番が近くなると練習量も増えるため、脆くなりやすくなります。
本番の直前に折れてしまい履けない!なんてこともあるため、トウシューズも一足だけ持っていくのではなく、何足も持って行きます。
トウシューズだけでなく、お裁縫セットやメイク道具、袖はクーラーが効いているため寒いので体を冷やさないように上着やズボンなどなど......
みんな大荷物で会場入りします。
本番の日の食事も本番の時間に合わせて逆算して食べる時間を決めたり、お腹がいっぱいになってしまうと身体が重くなってうまく踊れないため、食べる量にも気を使ったりと...
本番までの練習だけでなく、本番当日も様々なことをしています。
客席の場所によってステージの見え方も異なってくるので、私は必ず客席に行き、後ろから前、上手から下手、二階席とぐるぐるーっと歩くこともしていました!
みんな本番に向けて行うことは様々ですが、本番が1番良い舞台にできるよう影で色々なことをしています!
バレエに触れる機会がありましたら、そのようなこともしているとちょっと考えてみると面白いですよね⁉︎