大人バレエあるある①
今回のブログを担当させて頂く、荒井萌(あらい めぐみ)です。
今回は、よく聞かれるこの質問!
「どうやったらステップの順番を覚えられますか?」
です!
よく大人からバレエを始めた方から頂く質問ですが、
センター(スタジオ中央でのレッスン)だけでなく、バーレッスンでもステップの順番を覚えるの難しいですよね?
脚ばかりに集中していると腕が疎かになってしまったり、腕が複雑で腕ばかりに気を取られると脚がわからなくなったり......
大人バレリーナのあるあるですよね!
なので、今回はステップの覚え方についてお話ししたいと思います。
ステップを覚えるときにはちょっとしたポイントがあります。
まず、バレエの動きを3つに分けます。
「脚」、「上半身」、「腕」です。
え?本当に3つだけ?と思われるかもしれませんが、基本的にバレエの動きはこの3つが合わさって優雅な動きになったものになります。
「脚」の動きは、とっても変化して覚えにくいですよね?
それは......バレエの脚の動きのほとんどが左右非対称の動きをするからです。
軸足で立ち、もう片方は前後ろ横と様々な方向に動くコンビネーションがあり、多彩な動きをします。
右足が軸足になったと思ったら、次の瞬間動脚になったり...
脚だけでも付いて行くのに必死になってしまいますよね。
それに加え、「上半身」で注意してほしいのは移動する向きを向いているか?です。
基本的に「上半身」は、常に同じ姿勢を保っています。
ただ、上半身の方向によってクロワーゼやエファッセなどポジションが変化していきます。
脚が進む方向にしっかり上半身が付いて行っているか?正しい方向に移動や回転の向きを覚えましょう。
「腕」は、優雅な動きを表現するのにとても重要な役目を果たしています。
またポジションによっては左右非対称の動きをすることがあるため、余計にややこしくなりますよね。
バレエの腕のポジションは4つです。
アンバー(下)、アンナバン(前)、アンオー(上)、アラスゴンド(横)です。
(ワガノワは、1番、3番、2番というような言い方になります。)
これらを組み合わせて様々な動きをするのが「腕」になります。
今回は長くなってしまったのでここまでにします。
次回、覚えるときのポイントについてお話ししたいと思います!