ジャンプ②
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。
今回は、前回の続きを話ししたいと思います。
前回、ジャンプの種類についてお話ししました。
ジャンプは
・両足跳び両足着地
・両足跳び片足着地
・片足跳び両足着地
・片足跳び同片足着地
・片足跳び他片足着地
の5種類に分けられます。
今回は最後の2つについてお話ししたいと思います。
片足跳び同片足着地
「タン・ルヴェ」や「バロネ」が代表的なジャンプになります。
基本的に片足跳び同片足着地は、大きいジャンプより小さいジャンプで見られることが多いです。
しかし、小さいジャンプだからこそコントロールがとても大切になります。
ジャンプの前のプリエ、そしてジャンプ(空中での姿勢)、着地の3つを上手くコントロールしなくてはいけません。
そして、小さいジャンプだからこそ丁寧にかつ、大事に飛ぶようにするととても軽いジャンプに見えます。
小さいジャンプこそ、大切に飛ぶことがポイントになります。
次は、片足跳び他片足着地です。
これはみんなが好きなジャンプになりますね!そして、バレエでは見せ場でよく出て来るジャンプになります。
「グランジュッテ」や「アントルラッセ」などの大きいジャンプがこの仲間です。
これらのジャンプは基本的にグランアレグロで行われるジャンプです。
レッスンの最後の最後に行うジャンプになります。
と、いうことは...
それだけ大きいジャンプで1番難しいジャンプ ということになります。
片足のプリエで強く踏み込み、大きくジャンプをし移動しながら、違う足で着地します。
そして、空中で移動したり、姿勢を変えたりしながらジャンプするジャンプになります。
大きくジャンプをするための脚力、そして滞空時間を増やすための上半身の力、柔らかい着地をする為の筋力のコントロールなどとても難しいジャンプになります。
その為、それ以前の4つのジャンプがきちんと出来ていないとこのジャンプを正しく行うことができません。
まずは他の4つのジャンプを正しくきちんと出来るようになる練習から始めていきましょう。
次回はジャンプを行う時のコツなどをお話しできれば。と思っております!