手拍子?拍手?
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。
いきなりですが......
皆様は手拍子ってしますか?
拍手ではなく、"手拍子"です!
その場を盛り上げる時にやりますよね?
ご一緒に手拍子を!という時もあれば、音楽に合わせてより盛り上がるために手拍子をしたり、応援の意味を込めて手拍子を送ったり......
場面は色々だと思いますが、手拍子をすることありますよね?
バレエでも32回転のグランフェッテやコーダを行なっているときによくお客様が自主的に手拍子を行うことがあります。
クライマックスで1番盛り上がる場面。
ダンサーがクルクル音楽に合わせて回り、会場が一体になる。そんな時によく手拍子をみかけることがあります。
もちろん!手拍子をくれるのはダンサーとしてもとても嬉しいです。
盛り上がるだけでなく、がんばれー!といった意味が含まれていることもダンサーたちにとってはとても嬉しいことです。
ただ、32回転のフェッテでは途中2回転や3回転を挟むことがあります。その際に、手拍子とのタイミングがズレたり、手拍子が音楽とズレてしまうとダンサーが踊りづらくなってしまうことがあります。
そのため、バレエでは基本的に手拍子ではなく、"拍手"を行います!!
あまりバレエを観たことがない方だと手拍子は場を盛り上げるためにもとてもいいこと!と思われると思いますが、実はバレエでは手拍子は行わないんです。
テクニックを見せたい舞台では中には、手拍子は行わないでください。とアナウンスを入れることもあるんですよ!
バレエ鑑賞の時は手拍子ではなく、拍手のみを行う。
知っているようで知らない方が多いので、
バレエを観に行く機会があればぜひ、実践してもらえると嬉しいです!
手拍子でがんばれー!すごーい!ではなく、回り終わった後に目一杯の"拍手"で、すごーい!カッコイイー!きれーい!を伝えてくださいね!!
バレエのちょっとした豆知識でした!