つま先を伸ばすタンジュについて③
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。
前回の続きということで。
前回はタンジュの出す時のポイントをお話ししました。
今回は戻す時のポイントをお話ししたいと思います。
戻す時のポイントは、大きく分けて3つあります。
1つ目は、「つま先」から動くこと。
出す時のポイントの1つとして、出す時は「踵」を先行に動かす。とお話ししました。
タンジュの戻す時はその逆!
つまり、つま先を先行に戻して行きます。
まず動くのはつま先。踵はそのままの位置でつま先を動かして、ルルベに持って行きます。
ルルベからつま先を引いて踵を床につけます。
この時、早く踵を床に付けようと踵から行ってしまいがちですが、そこは我慢!
つま先を引いて踵を床に付けることで、骨盤の位置を真っ直ぐに保つことができます。
※骨盤の位置がズレていないかは、後ろからチェックするとわかりやすいです。
つま先を引いて踵を床に付けたら、次は「4番ポジション」を必ず通りましょう。
これが2つ目のポイントです。
タンジュに出す時も同じように4番ポジションを通りましょう。とお話ししましたが、帰りも同じです。
4番ポジションをしっかり通ることで、アンデオールを保てるのと、出す時に通った道と同じ道を通ることができます。
4番をすっ飛ばしてしまうと、アンデオールがなくなったり、雑なタンジュになったりしまうので要注意です!
4番ポジションを通った後も先行するのは、つま先です!
戻す時に1番気にしてほしいことは、常に「つま先が先行」して動くことです!
そして、3つ目は体重を徐々に乗せていくことです。
戻す時、最初から最後まで軸足重心でいるのではなく、少しづつ足が戻ってくるのと同時に体重も両足重心にしていきましょう。
徐々に両足を体重を乗せることができれば、バーを離してもグラグラしないはずですよ!
タンジュに出す時もお話ししましたが、全てを上手く行うにはきちんと身体が引き上がっていることが重要です。
何度も言っていますが、身体を「引き上げ続ける」ことは忘れないでくださいね!