バレエでのつま先立ち ルルヴェについて①
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。
前回にバレエでの身体の引き上げ方についてお話ししました。
では、身体が上手に引き上げられるようになったら次は......立ってみましょう!
ということで、ルルヴェについてお話ししたいと思います。
ルルヴェ
ア・テール(床に足裏が全てついた状態)から踵を持ち上げてドゥミポアントやポアントにする動きを言います。
要は、踵が床についた状態から踵を持ち上げてつま先立ちをする一連の動作を言います。
ルルヴェは、日本語訳で「持ち上げる」という意味になります。
ルルヴェ=つま先立ちは、バレエ以外のスポーツでも必要になる動作の1つです。
バレエの動作の中では、とてもよく使われる動きです。
ターンの時もバランスの時も使いますし、ポーズを取る時やステップの途中にも使われます。
ルルヴェが綺麗にできるとその先のポアントやタンジュなども綺麗に出来るようになります。
理想的なルルヴェは、踵が高く、甲が出でいて鎌足になっていない状態です。
意外と右と左の踵の高さが違う!なんて事もあるので、まずは自分の今のルルヴェの状態を把握してみましょう!
まずは基本のポジション 1番ポジションで確認してみましょう。(6番 パラレル(両足をくっ付けて真っ直ぐにして立った状態)でもおっけーです。)
ゆっくりルルヴェをしてみてください。
左右の踵の位置は?
つま先の向きは?
アンデオールは出来ていますか?
体重はどこに乗っていますか?
踵を上げる時どんな風に上げていましたか?
膝伸びてます?
目線はどこにありますか?
あ、もちろん身体の引き上げは忘れていませんよね?
と、ルルヴェ1つするにも気を付けなければいけないところがたくさんあります。
では、どのようにするとより理想的なルルヴェになるのか?
ルルヴェをする際のポイントを次回まとめてお話ししたいと思います。
まずは、今の自分のルルヴェを確認する。これ、とても大事ですよ。何が出来ていて、何が出来ていないのかまずは把握してみるところからしてみましょう!