1つだけではなく...
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です。
前回はターンを行うときに頸の可動域が大切になるとお話ししました。
上手くターンを行うには頸の可動域以外にも大切なことがあります。
それは、「バランス力」と「タイミング」、そしてある程度の「勢い」です。
バランスは、ターンの際には必ず必要になります。
バランスがうまく取れていないとターンの回数を増やすこともできませんし、そもそも上手く回れません。
ターンの練習をする時は必ず最初にバランスの練習を行い、綺麗な形で止まっていられるようになってから回る練習を開始します。
バランスを長く行うことができれば、より綺麗で回数も多く回ることが出来ます。
次にタイミングというのは、手とプリエ、そして立つタイミングです。
ターンにも様々な種類がありますがどのターンにも準備をしてから回ります。
その準備に手とプリエが必ず入ってきます。
この手とプリエのタイミング、そして立つタイミングがズレてしまうと綺麗に回れません。
また、男性と組んで踊る際にはこの手とプリエのタイミングが回るときの合図になります。
そしてある程度の勢いというのは、ターンをする時当たり前ではありますが勢いがないと回ることはできません。
これはターンの回数が増えれば増えるほどある程度の勢いが必要になってきます。
ただし、気を付けなくてはいけないのが勢いだけで回らない。ということです。
どうしてもたくさん回ろうとすると、勢いを付けてぐるぐるーっと勢い任せに回ってしまいがちになります。
勢いを付けることは確かに大切なのですが、勢いだけで回るのには気を付けてください。
たくさん回ればいい。ではなく、綺麗に回数を重ねることが大切になります。
ターンひとつ回るにも色々なことに気を付けながら行わなくてはなりませんね。