ポアント|エコルスタはり・きゅう整骨院
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらい めぐみ)です!
今回もバレエのことをお話ししたいと思います。
今回はトウシューズの慣らし方!
初めてトウシューズを履く人にとって、1番最初に困るのがこのトウシューズの慣らし方かなと思います。
私も初めてトウシューズを履いた時は、どうすればいいのー!と
思いながら試行錯誤していたのを思い出します。
トウシューズを履くに連れて、だんだんと自分にあったトウシューズを探すようになりますが、どんなトウシューズも買ったらそのまま履くのではなく、自分の足に合うように慣らしていきます。
この慣らすことをしないととっても立ちにくかったり、綺麗に甲が出なかったりと色んなことに影響が出てきますが、悪くすると怪我にも繋がります。
トウシューズの慣らし方を変えただけで、痛みがなくなる。と言うこともあります。
トウシューズを履く時1番始めにするこの慣らしですが、踊るにはとても大切な作業になります。
でも、トウシューズを慣らすって何をどうしたらいいの?と思いますよね。
なので、今回はこの慣らし方について3つのポイントを伝えたいと思います。
まず、始めに。
トウシューズを履いた時、ドゥミとポアントでどこがどんな風に柔らかくなって欲しいかを確認します。
(よくわからい!と思った方!なんとなーくでも、全然OKです!)
それでは、いきましょうか!
まず、1つ目はソール。
ソールの慣らし方でポイントになるのは、ソールの「曲げる場所」です。
ただソールをグニャーっと曲げればいいのではなく、曲げる場所がポイントになります。
曲げる場所は、踵から上3分の1の所を曲げましょう。
クニャックニャッになるぐらい柔らかくして大丈夫です。下3分の2はあまり柔らかくしすぎないでくださいね。もし、下3分の2を柔らかくしたいのであれば、ドゥミができる程度の柔らかさまでに留めてください。
2つ目は、ボックス。
よくボックスを足で踏んで、自分の体重全部で潰す方が多いのですが(もちろん、グリシコなどとても硬いトウシューズで必要な分を潰すのはOKです)、
あまりボックスの部分は潰して欲しくないです...
なぜかと言うと、ボックスの部分を潰しすぎてしまうと、ポアントで立った時にそこから折れてしまい綺麗に甲が出ないからです。
そして、そのまま慣れてしまうと甲の出す場所を間違えて覚えてしまうので、
ボックスの部分は潰し過ぎないように注意してください。
これがボックスの潰し方のポイントです。
最後、3つ目は
自分の足にあった自分好みのトウシューズにする。ことです。
これが1番大事かな。
裏をハサミやカッターで傷を付けたり、ニスを流したり、爪先の部分をかがったり...
時間がかかったとしても、自分の足に1番合うトウシューズに加工するのが1番大切になります。
試行錯誤しながら、これがいい、これは良くないと自分で探して見つけることが大切になります。
トウシューズの慣らし方。ざっくりとお話ししましたが、
わからない事やもっと詳しく知りたいと言う方はいつでもご相談ください!
(新しいのを買ったけどどうすればいいかわからないから潰して!でも構いませんよ!一緒に慣らしましょう!)
最後までお読みいただき、有難うございます!