上手くなるには...?
今回のブログを担当させていただく、荒井萌です。
今回もバレエのことを書こうと思います。
前回は、物に頼り過ぎて「見た目」だけの間違った「使い方」に気を付けて!とお話ししました。
バレエに多い怪我の原因の多くが「間違った使い方」。
「間違った使い方」を繰り返し、「癖」になり、そして怪我に繋がる......
と、いうことは...
大事なのは、「癖を取り、癖を付ける」こと。
そもそも、「癖」ってなに?って話ですよね。
自分の癖に気付いてなければ、直しようがないですもんね。
まずは単純に。自分の「癖」に気付くこと。
例えば......
・いつもバーに頼り過ぎる
・常に鏡を見てしまう
・肩が上がる
・かま足になる
・膝が伸びない
などなど......
自分の「癖」がそれぞれあるかと思いますが、
怪我をしている人も、してない人も、この「癖」を知ることが大切になります。
そして、もっと大切なのが「正確に」自分の「癖」を知ることです。
いつ?どんなポーズで?どんな動きをして?どうなっているのか。
例えば......
肩が上がる。
バーの時なのか、センターの時なのか。
それはゆっくりな曲でなるのか、それとも速い曲の時でなるのか。
腕を動かしてる途中でなるのか、それともポーズで止まっている時になるのか。
間違った腕の使い方でなっているのか。
それとも、しっかり保持しておく筋力がなくてなっているのか。
それとも、肩が上がっているように見えて実は正しい位置にポーズが取れていないことで肩が上がって見えているってこともありますよね。
「正確に」癖を把握しなければ、直しようがないですよね。
そして、次にやることは1つ。
正確に把握した「癖」を、正しく「癖」付けること。
正しい使い方を知っても、それが「癖」付かなければ、結局逆戻り。ですよね。
正しい使い方を知る。そして、正しい使い方を「癖」付ける。
何度も何度も繰り返し行う。そして、わざわざ意識しなくても自然とできるようにする。
目標はここ。
癖に気付くことも、間違った使い方を正すことも、そしてそれを癖付けることも、全部通り道。
自然に正しい動きができる。ここが目標なんです。
まずは自分の癖に気付き、知ること。
ここがスタート。
そして、
「癖を取り、正しい癖を付ける。自然に出来るまで。」