今回はこんな物を...
こんにちは!
今回のブログを担当させていただく、荒井萌(あらいめぐみ)です。
はい。トウシューズです!
バレエと言ったらトウシューズ。
バレエをちゃんと観たことない方もイメージはあるのではないでしょうか?
ほとんどのトウシューズが買った時はこの状態です。
中には、リボンが初めから付いているトウシューズもありますが、大体はリボンも付いてないことが多いです。
そして、これを自分にあったトウシューズにする為に、加工します!
リボンを付けたら、出来上がり!では、ないんです。
中には加工せずに履いている方もいるかもしれませんが、ほとんどの方が自分なりに加工して履いています。
ただ、そのまま履いている訳ではないんですよ。
普段、皆様も靴を買う時、自分に合う靴を選びますよね?
サイズは合っていても少し幅が合わなかったり、幅は合っていてもサイズが微妙に合っていなかったりすると、靴擦れを起こして 痛い!なんて経験ありませんか?
出来るだけ自分に合った靴を探しますよね。
トウシューズも同じです。
トウシューズはこのまま爪先立ちをするのですから尚更、自分の足に合っていないといけません。
今回は私がトウシューズを履いていた時にやっていた加工をチラッとお見せしようと思います!
まずはリボンを付けて、足首の所にゴムを付けます。
リボンを付ける位置も 私はココ!と、好きな位置があります。ゴムも細いのがいいんです。
(ゴムを付けるのは、ドゥミ(普通のつま先立ち)の時によりフィットさせる為。)
つま先の部分は、タコ糸でかがります!(布団針でやるのがオススメです。)
かなり見にくいですが...
裏はカッターでガッガッ!と傷を付けてます。
これは滑らないようにする為です。
トウシューズの中は、ニスを流してあります。要は固めてあるってことですね!
外もサテンの生地なのでテカってしまい、タイツを履いてトウシューズを履くとトウシューズだけ浮いちゃうのが嫌なので、お粉ではたいています。
発表会や公演で使ういわゆる本番用のトウシューズは、ファンデーションを必ず塗ります。
トウパットも右脚と左脚の幅が左右で異なるので、右脚用だけ切り込みを入れて自分の足に合うように加工してます。
中のソールも切ったり、石段に叩きつけて柔らかくしたりしてました!
こんな感じで、自分に合ったトウシューズを自分で作っていきます!
ちょっと面白いでしょ?笑
皆様のトウシューズへのイメージ、少し変わりました?
このように、使う道具や靴などを自分に合ったものにする事も大切な作業の1つなんです。
バレエは踊るだけではありません。このような踊る為に必要な作業もたくさんあります。
これは、他のスポーツも同じですね。
靴や服、道具が原因で怪我をする事もあります。
身体だけでなく、周りのものにも目を向けることは大切ですね。
今回はここまで。
またバレエのこと載せたいと思います!お楽しみに!!