バレエの腰痛
今回のブログを担当させていただく、荒井萌です!
最近は、寒い日が増えてきて少しずつ冬に近付いている感じがありますね。
今回は、バレエのお話をしていこうと思います。
バレエに多い怪我の1つに、腰痛が挙げられます。
プロのダンサーでは、9割以上が、アマでも8割以上が腰に痛みを抱えているという報告もあります。
例えば......
アラベスクをする時に痛みが出る、リフトの時に痛みが出る、ジャンプの着地で痛みが出る、などなど。
普段は痛みが出なくても、バレエのレッスンやレッスン量が増えてくると痛みが出てくる。そんな悩みはありませんか?
レッスン中に痛みが出ていても踊れる。レッスン量が増えると痛みが出るが、本番が終われば痛みが和らぐ。
だから、これぐらいなら我慢出来る。
経験年数が長い人ほど、少しの痛みなら我慢する人が多いです。
特に、慢性的な痛みは仕方がない。と諦める方が多いです。
腰痛と言っても原因は様々です。
正しいアラベスクをしてますか?腰だけでそっていませんか?
正しいアラベスクをするのに、正しいカンブレが出来ていますか?
きちんと足をターンアウト出来てますか?
ジャンプの着地時、どんな着地をしてますか?足の向きは?体の向きは?軸はどうなってますか?
慢性的な腰痛になる原因は、必ずしもバレエのレッスンでも使い過ぎとは限りません。
正しい使い方が出来ていれば、痛みは出ないはずです。
大切なのは、どんな使い方をしているかです。
その使い方が間違っていれば、どんな治療をしても、
治療をした時は良くなっても、しばらくすると元に戻ってしまったり、
痛みは和らいでも完全に痛みがなくならない、
などまた我慢して踊ることを続けることになります。
何が原因で、どんな使い方をしてるのかを知ることが大切になります。
痛いけど踊れるから。と言って、そのままにしないでくださいね。
原因をきちんと見極め、正しい使い方を出来るようになりましょう。