バレエの怪我に多い捻挫について
今回のブログを担当させていただく、荒井萌です。
私が担当させていただくということで、今回もバレエに関することをお話ししたいと思います!
最近、雨が続きムシムシして、湿気が多いですよね。
バレエダンサーにとって、湿気が多い時に困るのが、湿気のせいでトゥシューズが柔らかくなりがちということです。
いつもより柔らかいトゥシューズに、集中力が欠けると起こりやすくなるのが足首の捻挫です。
足首の捻挫は、バレエダンサーに多い怪我の1つとしても挙げられます。
私も踊っていた時、捻挫をしたことがあります。
捻挫をした時、医師から言われるのがこの言葉。
「治るまでレッスンは、休みなさい。」
はい。そんなこと無理ですね。バレエダンサーならすぐにそう思うはずです。
私もそうでした。
まして、コンクールや発表会前なら尚更です。治るまで休んでいたら、みんなに置いてかれる。休んだ分を取り戻すのはとても大変。こんな風に思えば休むことなんて出来ない。
そして、たどり着くのが「捻挫ぐらい大丈夫。どうせ病院に行っても休めと言われるだけ。行く暇があるのなら我慢しながら練習するわ。」です。
確かに、捻挫をしていても踊れないわけではありません。
だからと言って、専門家に診てもらわなくていい。と言うわけではありません。
怪我をした時は、専門家に診てもらうことはとても大切になります。
ダンサーにとって、怪我するということは場合によって役を降ろされたり、舞台に上がれないということもあります。
そのため、ダンサーの中には怪我を隠す人もいます。
でも、それは本当に正しいことなのでしょうか?
きちんと休まなければいけない時は休む。これもダンサーにとって、大切なことの1つです。
ただ、完全に休むのではなく、出来ることはあります。
例えば、チェアーバーレッスンやフロアーバーなど。
(チェアーバーレッスン......椅子に座ったままバーレッスンをすること。 フロアーバー......床の上に寝た状態でバーレッスンをすること。)
そして、次に大切になるのは「どうして捻挫をしたか?」です。
トゥシューズ、あってますか?きちんと体を引き上げられてますか?正しい足のつき方をしてますか?正しいポジションにはいってますか?
原因は人それぞれですが、どうして?の部分を改善しなければまた、同じことが起きてしまいます。
たかが捻挫。されど捻挫。
これぐらい大丈夫。と自分で判断せずにまずは専門家に診てもらいましょう!
エコルスタ整骨院では、捻挫の治療だけでなく、捻挫後のリハビリも含めて行っています。
これぐらい大丈夫と決めつけずに是非相談してください!