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2015年9月

擦り傷!その時どうする!?|エコルスタはり・きゅう整骨院

エコルスタはり・きゅう整骨院は評判よい治療院です.png

擦り傷は水洗い、ジュクジュクの状態で充分

スポーツや日常生活でも転んでしまったなどで
擦り傷(擦過傷)を負うことがあると思います。

そのときの応急処置として何をすればよいか?
よく質問されますのでお答えいたします。

 

少し前までは傷口は『乾燥させる』事が
当然とされておりました。

ですが、現代は湿潤療法(モイストヒーリング)
常識とされております。
もう少し噛み砕くと、傷口から出てくる黄色い液体が
壊れた細胞や新しい細胞を再生する機能が沢山含まれている
事が
わかりました。

ですが、それらは乾燥させてしまうとその機能が充分に発揮されないため
現代では湿潤療法が主流とされております。

 


消毒液は使わないで!

消毒液をなぜ使ってはいけないかといいますと
消毒液といえど、化学薬品です。
正常な細胞までも壊してしまう事が解っております。
その様に、壊さなくても良い細胞までも壊してしまうと
傷口の治りは却って、悪く・遅くなります。

その結果、現代では傷口は流水で
傷口が乾燥しないようなテープを貼り
その後はそれらを繰り返す事で充分なのです。

ちょっとした話
その様なテープがない場合は
生卵の薄皮を絆創膏と共に貼ると同様の結果が得られます。
卵の薄皮には傷口を治す成分がとても多く含まれております

 

※ケースバイケースですが、傷口が経過観察しても腫れてきている、
とても不衛生な場所で負ってしまった怪我に関しては
必ず医師の診察を受けることをお勧めします。
こちらはあくまでも通常グランドやコンクリート等で負った怪我の場合です。
不衛生な場所とは、錆びれた鉄骨や細菌感染が起こりそうな場所などです。

 

育成年代がストレッチが大切な理由 総括|市川市南行徳のエコルスタ整骨院

ストレッチの重要性 総まとめ


総括すると 育成年代の頃の身体を正しく使える事や
柔軟性が上がりやすい時にきちんとした 事が出来ていれば
様々な障害が起こりにくく、成長期の怪我も減り、
選手生命も長くなりやすいです。

第二次成長期が始まると急激に
筋肉、骨が発達しますが
身体が硬いとその時点から
ストレッチを始めても
追いつかない事がほとんど
です。

本気で取り組めば追いつきます。

何故、この様に記載したかた言いますと
きつい、辛い・・・
挙句の果ては毎日の練習で疲れて
寝てしまうと言った日々が続き
おろそかになる子が殆どだからです。

ストレッチは非常に地味だし
ダイナミックな動きはなく
基本的に追い込むのが好きな人は
別ですが
飽きやすいのもあると思います。
自分で広げる事が出来る可動域も
限界があります

ですが、小学生の頃からか取り組んでおけば
苦労せず必要な柔軟性が着き
怪我の発生リスクも低下します

大人になって苦労している選手は
非常に多いのが現実です。
なぜなら、その頃になり
痛みや障害が出てくるのも
あるからです。
『小さな頃からやっておけばよかった~・・・』
という声はよく聞きます

スポーツ障害専門治療院は【市川市南行徳・行徳・浦安・新浦安のエコルスタ整骨院】.jpg
 

育成年代がストレッチが大切な理由③|市川市南行徳のエコルスタ整骨院

スポーツ障害(繰返す怪我)の発生リスクが低下

スポーツにおいて身体の硬さは
体幹バランスの低下にもつながりま
す。


例えば、コンタクトスポーツでは
足首の硬さは
柔軟なバランス能力が取れず
常に前足重心になりがちです。

後ろや横に身体が振られた時に
柔軟に対処が出来ず

転ぶ、捻るなど起こります。

その時の受けるストレスも大きくなり
怪我した時の損失度合は大きな事になり

骨折や身体が発達してくると肉離れなども
起こしやすくなります。

また、現時点では何もなくても使える部分が少なく
遅かれ早かれ関節そのものへのストレスが
一部分に集中して負荷がかかるため
関節付近の軟部組織の消耗も早くに起こります。

また、関節や筋肉を正しく使える事を
覚えないまま成長することになり

よく言われるのがオーバーユースと言って
使い過ぎの障害と診断さ
れますが

これは、理由がわからないだけの答え
正解はマルユースと言って関節や筋肉の使い方間違え
を起こします。

身体が硬い事で起こる
足から腰まで本来ならかからない
ストレス
がかかり続け
スポーツ障害として起こります。

そのような発生メカニズムで
代表的な障害として

シンスプリントです。
足を着くたびに、スネのキワが痛む障害です。

早ければ中学生の後半から起きてきます。

酷いと疲労骨折を起こします。年代(カテゴリー)が上がるに連れて

練習量や身体のダメージもハードになり
レギュラー争いも激しくなります。

そのような時に練習を休まざるを得ない状態
になる事で焦りがでる

焦って痛いのを我慢し続けた結果、

引退を早める。
このような選手は多発しております。

スポーツ障害・外傷専門治療院は【市川市南行徳・行徳・浦安・新浦安のエコルスタ整骨院】.jpg

 

 

 

 

 

育成年代がストレッチが大切な理由②|市川市南行徳のエコルスタ整骨院

2.成長障害を起しにくくなる

前回は、直接捻る、伸ばすのリスクが低下します
と言う事を記載しましたが今回は
成長障害のリスク低下です

筋肉が柔らかいと 関節可動域と言って
動かせる範囲が大きくなるため
関節にかかる負荷も少なくなります。

関節可動域が小さいと大きな筋肉においては
部分的にしか使われないため
筋肉そのもののもつ能力が出せず
力やパワーも落ちる事に繋がります

更に、筋肉が硬いとこれから成長するに当たり
骨が伸びると同時に筋肉も発達します。
前回のゴムの話でいうと硬いゴムを伸ばすとなると
大きな力が伸ばすのに必要であり
骨が伸びる時に筋肉の付着部に
一番ストレスがかかります。

それが成長障害となります。
代表的な障害がオスグッド。

これはまさに大腿四頭筋(腿の前の筋肉)の停止部分に
一番ストレスがかかり
膨張してくる障害です。


※硬いだけでオスグッドになる訳ではありません。
荷重バランスの低下によっても起こります

成長障害の起こる部分としては

・踵(高学年~中学2年位)=シーバー病

・膝のお皿の下(高学年~中学2年位)
 =シンディングラルセン・ヨハンセン病

・スネの上(高学年~中学2年位)
 =オスグッド・シュラッテル病

などが代表的です。

サッカー、バスケ、バレーボール、テニスなどのスポーツ障害.jpg

育成年代がストレッチが大切な理由①|市川市南行徳のエコルスタ整骨院

何故ストレッチが大事なの??

1.直接捻るや伸ばすなどの怪我をしづらくなる
2.成長障害を起こしにくくなる
3.スポーツ障害(繰り返す怪我)の発生リスクが低下する。

1の解説

筋肉が柔らかいと転んだ時やぶつけた時の
衝撃分散能力が高まりま
す。

それだけ分散能力が高まれば
関節そのものへ直接外力が減ります。
関節の周りには靭帯といって
骨と骨をつなぎとめている軟部組織が
存在しております。

靭帯の損傷度合いも
分散能力が高ければ
最低限で済みます。

筋肉をゴムの話で例えれば
硬いゴムを伸ばすのと柔らかいゴムを伸ばすでは
当然、
柔らかいゴムを伸ばす方が少ない力で伸ばせます

これは、筋肉で言うと
少ない力で大きな動きを出来るようになるので
スポーツにおいては
体力の消耗も減ります

筋肉を伸ばしてしまった怪我では
小学生位まででは
肉離れを起す子は多くはありませんが
中学、高校になると
身体が発達するにつれて
筋肉の硬さがあると
肉離れの発生率も高まります

何故現代の子供は硬い子が多いの?

遊ぶ環境の変化が非常に大きいです。
今日の子供たちの遊びは
テレビゲーム・携帯型ゲームの普及により
外で遊ぶ事が減り
公園で遊んでいても携帯型ゲームで
遊ぶ事が多い環境になりました。

また、トイレや食卓も椅子やテーブルの
環境になり、しゃがむ機会等が
一気に減りました。

昔は木登りや野原を走ったりして
外で遊んできた事が
必然と柔軟力が遊びながら
ついてきた時代
でした。
その変化は非常に大きいです。

また、スポーツクラブの発展により
気軽にどこでも
小さい頃から運動をする環境が
増えました。
必要な柔軟力がないまま
運動=スポーツを始めてしまい
そこで、競技は行うが
ストレッチは皆やらないか
嫌がってやらない。

それでは遅かれ早かれ
怪我は発生しやすくなります。

したがって身体が柔らかく
柔軟性が付きやすい時に
しっかりとしたケア・ストレッチは
非常に大事なのです。

【市川市南行徳・行徳・浦安・新浦安のエコルスタ整骨院】ストレッチ・子供の障害予防.jpg